仕事では専らEclipseを使っていますが、試しにNetBeansでやってみたところ、 意外と簡単に開発環境を作ることができたので、ログしておきます。Mac OS X以外のOSでもやり方は変わらないのではないかと思います。
自分の環境は、Mac OS X 10.5.5、JREはbuild 1.5.0_16-b06-284(Leopardに付属のもの)、Maven 2.0.9です。
Cubbyはシンプルでとても使い易いフレームワークですので、是非NetBeansユーザーにもその「サクサク感」を味わって欲しいと思います。
1. NetBeansをインストール
- ダウンロード
- http://download.netbeans.org/netbeans/6.5/rc/
- インストール
- 途中、「使用許諾」の次の画面の左下にある「カスタマイズ」ボタンから「Apache Tomcat 6.0.18」を追加しました。
2. Mavenプラグインをインストールする
- NetBeansを起動する
- ツール > プラグインから 「Maven」を選択してインストールします。
- なお、Mavenについて一点補足ですが、私の場合は既に過去に自前でインストールしたMavenにPATHを通しており、今回は自動的にそのMavenが使われていました。しかし、NetBeansにMavenプラグインをインストールした時点で、オプション画面上に「Embedded Maven version: 3.0-SNAPSHOT」という文字が表示されるようになりましたので、ひょっとしたら、あらかじめMaven自体をインストールしておく必要もないのかも知れません。
3. Cubbyプロジェクトを作成する
- 「ファイル > 新規プロジェクト」を選択する。
- ステップ1 (新規プロジェクト)
- カテゴリ => Maven プロジェクト=> Maven Project
- ステップ2 (Maven Archetype)
- Addボタンを押して、以下の項目を入力します。
-
GroupId: org.seasar.cubby
ArtifactId: cubby-archetype
Version: 1.1.1
Repository: http://maven.seasar.org/maven2/(上記の入力作業は初回のみです。 次回、新規にCubbyプロジェクトを作る際には、 「Cubby Archetype」という選択肢を選ぶだけで、次の「ステップ3」に遷移します)
- 「OK」ボタンを押します
- 「Custom archetype - cubby-archetype」が表示されるので、それを選択して「Next >」ボタンを押します。
- ステップ3 (Name and Location)
-
これから作成するプロジェクトの雛形を作成します。
入力例)
Project Name: cubbysample
Artifact Id: cubbysample
Group Id: com.sugmak
Package: com.sugmak.cubbysample
「Finish」ボタンを押すとプロジェクトが作成されます
4. 実行環境を指定する
- 作成されたプロジェクト・ルートを右クリックして「Properties」を選択する。
- カテゴリから 「Run」を選択する。
- Server: Tomcat 6.0を選択する。
- 「了解」ボタンを押してプロパティウィンドウを閉じる。
5. アプリケーションを起動する
- プロジェクト・ルートを右クリックして、 「Run」を選択する。
- Webブラウザからhttp://localhost:8084/cubbysample/にアクセスしてみる(私の場合、Tomcatは8080ではなく8084で起動していました。)。ポート番号はTool > Serverで変更可能です。
- Cubbyのサンプル・アプリケーションのページ(グリーンのヘッダー)が表示されていれば導入成功です。
6. その他(デフォルトのJDKを変更したいとき)
Core2Duo搭載のMacで動作しているLeopardの場合ですと、/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/HomeというPATHにJDK1.6が入っていますが、それでもNetBeansはJDK1.5の方をDefaultのプラットフォームに設定するようです。JDK1.6をデフォルトにしたい場合には、
- ~/.netbeans/6.5rc1/etc/netbeans.confをテキストエディタで開く(無ければ作成する)。
- 以下の1行を追記する。
- netbeans_jdkhome=/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/1.6.0/Home
- NetBeansを再起動する。
- Tools > Java PlatformでJDK1.6(Default)になっていることを確認する。
セットアップは以上ですが、この先は、実際に開発を進めた訳ではないので、未知数なところもありますが、セットアップに限って言えば、Cubbyのオフィシャルサイトで説明されているような、コマンドラインからMavenを操作してプロジェクトをセットアップする方法よりは敷居は低いのではないかと思います。
なお、Eclipseでは別途プラグインが必要な、*.propertiesファイルの日本語表示やSubversionとの連携などはプラグイン無しで実現できています。
追記
matsuokaさんからのコメントで、Windowsでも上記手順で動作したとの報告をいただきました。またWindowsでの文字コードの設定方法もアドバイスしていただきました。
Windows でも同様の手順で動きました。 Windows ではファイルのエンコードが Shift_JIS で扱われるので netbeans.conf の netbeans_default_options に "-J-Dfile.encoding=UTF-8" を付け加えておく方がいいです。


Comments (1)
Windows でも同様の手順で動きました。
Windows ではファイルのエンコードが Shift_JIS で扱われるので netbeans.conf の netbeans_default_options に "-J-Dfile.encoding=UTF-8" を付け加えておく方がいいです。楽ですね。